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「野菜王国・ぐんま」総合対策(県単独補助事業)について

更新日:2024年4月1日 印刷ページ表示

 野菜は、本県農業産出額の約4割を占め、首都圏の台所として重要な位置づけにある基幹部門となっています。本県農業の一層の振興には、こうした強い部門をより強化することが重要で、本県野菜の基本指針である「野菜王国・ぐんま」推進計画2020(令和2~7年度)を策定し、県と農業団体等が一体となって生産振興に取り組んでいます。
 「野菜王国・ぐんま」総合対策では、推進計画2020の目標達成に向けて、現場での積極的な取り組みを支援し、大規模経営体や意欲ある担い手を育成することで、「野菜王国・ぐんま」の更なる発展を目指します。

事業内容(メニュー)

1 大規模野菜経営体育成支援

 重点8品目、地域推進品目又は加工・業務用野菜を生産する認定農業者が、雇用を取り入れた経営へとステップアップするための施設又は機械の整備を補助します。

2 ぐんまの野菜産地育成支援

 重点8品目、地域推進品目又は加工・業務用野菜を対象に、組織的に取り組む野菜生産の拡大・販路拡大等の取組を補助します。

3 次世代農業ステップアップ支援

 生産性の向上(省力、単収増)につながる先端技術機器の導入を促進し、次世代農業への取組を補助します。

4 種苗生産・供給体制支援

 優良野菜種苗の生産供給業務の施設化・省力化により、生産拡大を補助します。

5 ぐんまのいちご生産拡大サポート

 県産いちごの生産基盤強化のために必要な施設及び機械の整備を補助します。

対象品目

重点8品目

きゅうり、トマト、なす、いちご、キャベツ、ほうれんそう、レタス、ねぎ

地域推進品目

  • 中部(前橋):ブロッコリー、えだまめ
  • 中部(渋川):ブロッコリー、ちんげんさい、パプリカ、ズッキーニ
  • 中部(伊勢崎):ブロッコリー、えだまめ、にら、にがうり
  • 西部(高崎):たまねぎ、ちんげんさい、ブロッコリー
  • 西部(藤岡):たまねぎ、にがうり
  • 西部(富岡):たまねぎ、にら
  • あがつま:ズッキーニ、スイートコーン、さやいんげん、えだまめ、はくさい
  • 利根沼田:だいこん、えだまめ、ふき、うど、こまつな
  • 東部(太田):すいか、やまといも、えだまめ、こまつな
  • 東部(桐生):ブロッコリー
  • 東部(館林):はくさい、にがうり

 ※地域推進品目は、各地域でのみ対象となります。

加工業務野菜

加工・業務用の野菜であり、以下の全てを満たすもの。

  1. 事業計画で対象とする品目の過半の農産物について、出荷前に実需者と事前契約(契約相手が中間事業者(加工業者を除く。)の場合は、その先の実需者を含む3者契約。)を締結し、その内容が契約書・企画書等により確認できること。
  2. 実需者ニーズに即した品種、技術又は出荷規格等により、生鮮用と区別可能であること。

募集

補助事業を希望される場合は、一般的には最寄りの市町村から要望する必要があります。各市町村の予算編成に応じて異なりますが、事業を要望する前年度夏頃までが目安となります。事業内容によっては、計画作成に時間がかかる場合や、専門的な知識が必要な場合もありますので、お早めに、最寄りの市町村又は、農業事務所担い手・園芸課まで御相談ください。

ダウンロードファイル

「野菜王国・ぐんま」総合対策PR版

「野菜王国・ぐんま」総合対策PR版(PDF:1.08MB)

「野菜王国・ぐんま」総合対策実施要領